【武カレ】= 武道武術カレンダーBlog (by soseido.org)

「武道・武術イベント カレンダー」(budocalendar.soseido.org )の大会・演武会・講習会などを人力更新で紹介します。最新情報は各団体様にお問い合わせください。

【URL紹介】明府真影流宗家・大塚保之先生の新刊

明府真影流は、手裏剣術の流派として有名です。
……このサイトを見ているような人の中では、有名ですよね?
既存の手裏剣術をベースに、染谷親俊先生が起こされた新興流儀ですが、二代目宗家である大塚保之先生の活躍もあって、斯界ではかなりメジャーな存在と言えるのではないでしょうか。

 公式サイト → 明府真影流手裏剣術のページ

 通販サイト、鉄扇堂さんで、公式手裏剣も買えます。→ 鉄扇堂 / 明府真影流 公式剣 鍛造棒手裏剣

Youtubeに、海外セミナーの動画がありました。

youtu.be

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さて、その明府真影流の、現宗家である大塚保之先生が、新著の刊行を予定されているそうです。

大塚先生の既刊本としては、『明府真影流手裏剣術のススメ』がありますね。

既刊本のユーザーレビューから引用します。

 これまでの手裏剣関連の書籍は,その歴史やアウトラインについての記述がほとんどであり,具体的な投擲方法に関しては,あっさりとした記述がほとんどで あった。しかし本書では,手の内はもとより,腕の振り,内転,踏み込み,引き手など,具体的な投擲の身体運用についての記述が,詳しく,かつ具体的に記述 されている。特に特定の流派に入門することができない独習者にとっては,貴重な資料であるといえるだろう。

当Blogの中の人は、それほど手裏剣に造詣が深くはないのですが、最近ようやくいろいろな本を漁り始めました。いまAmazon で新品は買えないようなので、これも図書館で借りるか、あるいは中古書店で入手するか……と、ちょうど悩んでいるところでした。

今度の新刊は、『手裏剣術と私』単に手裏剣の術だけの話題ではなく、もっと大塚先生の人生そのものにも踏み込むようです。そして今回は、クラウドファンディングで出資者を募られるとのこと。

 評判の良い前著があるのに、なんでクラウドファンディングが必要なのか?

こちらの「ReadyFor」サイトに、大塚先生が書かれています。

 既に十数社の出版社に原稿を送付して、出版を検討していただきました。そのうちの数社からは、かなりの好感触を得ていますが、出版不況のご時世では印刷費/営業費の一部を私が負担しないと、各社とも出版に踏み切れないといいます。そのために百万円のお金が必要です。

単に、刷って製本して倉庫に積んでおくだけなら、その百万円があれば充分なのですが、それではまともな装丁にはなりませんし、なにより世に広く行き渡りません。……武道関係の本は、ちょっと売れ筋の中心を外れると、どこの会社さんも二の足を踏まれるようです。

 

 上記リンクと同じ内容ですが、

第一章あらすじのPDFファイルはこちら。→

http://www.ab.auone-net.jp/~meifu/contents/arasuji-1.pdf

 

ご興味をお持ちの方は、是非どうぞ!