2017/02/11&12→東京/林崎新夢想流居合(弘前藩伝)稽古会
2017年2月11日(土)と12日(日)の二日間、東京都内で弘前藩伝 林崎新夢想流居合 の稽古会が開催されます。
下記のサイトによると、11日は多摩市立武道館にて稽古会、12日は小野神社にて交流会&奉納演武とのことです。
抜刀術、居合の開祖とされる戦国末期の剣豪 林崎甚助重信。
その教えは、密接して座る相手が九寸五分の短刀で突いてくるのを、我は三尺三寸の長い刀を抜いて斬り止める稽古からはじまります。江戸時代に様々な流儀となって日本列島各地へ広がりました。
旧弘前藩(青森県津軽地方)には林崎新夢想流居合として伝わり、多くの武士たちが修行しました。
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第一部では、旧弘前藩の林崎新夢想流居合を一般の方向けにご紹介しながら、稽古会を行います。形の手順だけではなく、稽古の際に重要な身体づかいの工夫についてもご紹介します。
第二部は、参加者同士が自由に交流する場です。各地に伝わる林崎系の居合の情報交換なども行いながら、ともに研究稽古いたしましょう。
※流派や武種、経験等は一切不問です。ご関心のある方はどなたで
も歓迎いたします。
※服装は自由です。動きやすい服装でおねがいします。
11日は「扇子斬り大会」も併催される見込みとのこと。
これは同流を熱心に稽古した四代目弘前藩主・津軽信政公(
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E8%BB%BD%E4%BF%A1%E6%94%BF )が考案した稽古法で、趺踞(フキョ)の姿勢をとり、立てた扇子を柄頭にて押さえ、それが倒れる前に抜刀して両断する、というものです。
(「月刊 秘伝」2016年5月号に詳しく載っています)
(↑ステマ。p.102から林崎稽古会in東京(第1回)の記事が載っていますが、これの執筆を担当させていただきました)
現行の大会は、「真剣にて扇子を両断する」でなく「模擬刀で扇子に当てる」ことで「成功」と見做しています。
第三回大会の様子は、「月刊秘伝」2017年2月号の「武士コン8」記事に載っています。
(↑またステマ)
※「月刊秘伝」で書かせていただいた記事の紹介的エントリは独立して立てる……つもりだったのですが、なんだか精神的余裕とか色々不足しておりまして。
※あと他の出版社から出ている仕事の中で、当Blogで紹介しても良いようなものもありますが……まあ、追々やってまいります。
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修武堂様の、こちらのツイートも紹介しておきます。
修武堂定例稽古(参加無料)のお誘い■ - 古剣稽古日誌 https://t.co/uMbq48hXju #はてなブログ
— 武術研究稽古会 修武堂 (@shubudo21) 2017年1月25日
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(過去記事)