【武カレ】= 武道武術カレンダーBlog (by soseido.org)

「武道・武術イベント カレンダー」(budocalendar.soseido.org )の大会・演武会・講習会などを人力更新で紹介します。最新情報は各団体様にお問い合わせください。

2017/07/15&16→北海道/刀禅:札幌セミナー

2017年7月15日と16日(土日)、小用茂夫先生の刀禅セミナーが、北海道は札幌市にて開催されます。

「刀禅」は特定の武術流派ではなく、“立つ”あるいは“歩く”といった誰でもできる……ように思っている運動を見直して、精密な身体運動の基盤を養う「和のボディワーク」です。

 

 

今回のセミナーでは舞扇を使用した身体基準の取り方や、掛け拳練行による内圧運動の体感などが行われるそうです。(詳細はリンク先にて)

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■場所:札幌市中島体育センター
 (〒064-0931 北海道札幌市中央区中島公園1-5)

■日時:2017年7月15日(土)、16日(日)
▼7月15日(土)
①午後2時30分~5時(受付2時~)【格技室】
 舞扇に使った身体基準の取り方+打拳+掛け拳練行(静行)。
▼7月16日(日)
②午前10時30分~午後1時(受付10時~)【講堂】、
 舞扇を使った練行法(前日の続き)+掛け拳練行
③午後2時30分~5時【小体育館】
 掛け拳練行(動行)

 

www.facebook.com

 

今回、北海道・札幌の地において一般の方を対象とした初の刀禅の講習会を開催する運びとなりました。インストラクターに錬空武館 高久昌義館長を迎え、他に刀禅古参会員も複数名参加してくれる予定です。この機会に刀禅の稽古方法をご体験頂ければ幸いです。

(中略) 

 

○【舞扇練行】『舞扇』はこの基準性を鮮明にし、習得へと導いてくれます。ここでいう基準とは、検証性、合法則性、指標性、座標性、汎用性といったことを含みます。日本人の身体を飛躍させた道具としての日本刀は認知されつつありますが、舞扇は踊りの小道具として知られる程度かと思われます。舞扇に秘められた和の叡智。繊細で洗練された道具との発展的な互恵の道。その一端でも味わい頂ければと願いますす。
○【掛拳練行】とは、【舞扇練行】で得た基準性に基づき、相手と拳を掛け合うことによって行う練習法です。足裏から手まで貫く勁い経路の開発をうながします。“ブレない軸”や“切れ目のない動き=密度の高い連関性”などを造る刀禅独特の方法です。方法はいたって簡素ですが、この練行法を続けることにより日常動作の改善から高級技法(聴勁化勁・合気・名人芸etc)と云われるものの身体的な基盤性を養成します。現在のところでも極めて顕著で興味深い成果を得ております。

 

 

締め切りは7月10日とのこと。

申込方法、詳細はFacebookのイベントページにてご確認ください。

→ https://www.facebook.com/events/1908580082723315/

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今回のイベント予定は、小用先生から教えていただきました。ありがとうございます!

 

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(過去記事)

 

 

 

budocalendar.hatenablog.com

 

武道・武術業界で数年前まで、「K先生という凄い人がいるらしい」と時折噂は聞いたものの正体不明のままだった『K先生』が、自身の学んだ伝統武術をベースにして産み出したボディワーク、それが刀禅です。

(と、分かったようなことを言っていますが、当ブログの中の人は体験したことがないのです……。……が、直接お会いした凄い先生が「凄い」「価値観が変わった」と証言するのだから興味津々です。札幌はちょっと無理ですが、関東で時間を見つけて行ってみたいものです……)