2月14日→熊本/兵法タイ捨流 演武
宮本武蔵ほど一般受けするキャラではないものの、玄人好みの剣豪、丸目蔵人。彼の創始した「タイ捨流」の演武が、東京と熊本で披露されるそうです。
兵法 タイ捨流 剣術 道場 龍泉館 様のFacebookページにて、告知がありました。
【1】2月7日……東京「日本古武道演武大会」(日本武道館)
※武カレの当該記事はこちら。 budocalendar.hatenablog.com
【2】2月14日……熊本「にしき植木市 演武」(錦町役場 前)
熊本県 球磨郡 錦町(にしきまち)は、剣豪・丸目蔵人(まるめ・くらんど)ゆかりの地として知られています。
参考リンク1 → 剣豪とフルーツの里 | 錦町
参考リンク2 → 剣豪「丸目蔵人佐長恵(まるめくらんどのすけながよし)」 | 錦町
丸目蔵人佐長恵 (まるめくらんどのすけながよし)
タイ捨流創始・相良藩剣術指南役(1540~1629)
天文9年(1540)八代に生まれた。当時八代は相良氏の支配下にあった。若いころ上京して上泉伊勢守信綱に新陰流を学び、四天王の一人となり、足利13代将軍義輝に演武を披露して感状を受けた。その後、戦国の武将筑後山下の城主蒲池鑑廣や勇将柳川城主立花宗茂に新陰流を教え、授けた免状は今も保存されている。やがて新陰流を離れて、より実践的な剣法タイ捨流を創始、西国に広めた。(中略)
晩年は一武村(錦町一武)に隠棲して、村人とともに七町歩余の山野を拓き、その田畑や水路や植林地は残って今に活用される。元和4年(1618)、京都からローマに送ったイエズス会宣教師の報告書に、高潔で品格ある丸目蔵人佐の風貌が描かれているのは注目に価しよう。
当ブログの中の人は、熊本……はちょっと遠いので、2月7日の「日本古武道演武大会」の方を取材しに行く予定です。