5月16日→神奈川/鎌倉・鉄文化の源流を探るトレッキング
甲冑師にして日本甲冑武具研究保存会評議員の 佐藤誠孝 先生(@katchusi)が、次のような告知を出していました。
【拡散】5月16日(土)鎌倉にて鉄文化の源流を探るトレッキングを開催。日本刀などに使う鉄がどのように採掘され鉄になるのかを学びながら辿ります。解説は友人の研師で柄巻師の大塚寛信氏 参加費は資料代500円、昼食と打上げは各自 申込はDM pic.twitter.com/zns2nwXRr1
— 佐藤誠孝 鎧甲冑製作所 (@katchusi) 2015, 5月 12
鉄なくして、古代以降の武器・武具なし。当初(と言っても古代)は鉄鋌(てってい)と呼ばれる棒状の鉄材を朝鮮半島から輸入していたとも言われています。
ですがほどなくして、砂鉄などを原料とした日本産の鉄ができるようになったとか。
(……この文章は、専門家でない人が、記憶を便りに書いていますので、基本的にはスルーしてください。詳しく、かつ正しい解説は、トレッキングに参加すれば聴講できますよ! しかも現地の空気を吸いながら!)
……ついでに、鉄鋌についての用語解説を貼っておきます。
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(2015/05/18追記)
佐藤先生が、終了報告tweetをされていましたので、紹介します。
本日は神奈川の栄区にある鉄の歴史を学ぶトレッキングを柄巻師で研師の大塚さんと日刀保の理事の安藤さんの解説で開催した。坂田製鉄遺跡やその運河として使われたいたら川周辺を散策した。11名の参加があり、インディジョーンズごっこも出来た。 pic.twitter.com/T6EgTL1DhV
— 佐藤誠孝 鎧甲冑製作所 (@katchusi) 2015, 5月 16
今回の栄区の採掘場と製鉄遺跡のトレッキングにはとうらぶにハマる大学一年生男子三人も参加してくれたのですが、女性だけがハマってるんじゃないのですね。三人ともお姉さまが見たら妄想爆発な初々しさがありました。
— 佐藤誠孝 鎧甲冑製作所 (@katchusi) 2015, 5月 16
地元の鉄に纏わる逸話を静かに熱く語る大塚さん、刀の全般的なお話をして下さる安藤先生、参加者全員への気遣いを怠らず楽しく盛り上げて下さる佐藤さん、という3人のバランスも絶妙だった。 参加者も最初は初対面だからぎこちなかったけど、昼ごはんを食べたあたりからなんだか打ち解けてきた。
— 鈴木歩己 (@szky_walker) 2015, 5月 16