2016/7/2→TV「SWITCHインタビュー 達人達(たち)片桐はいり×甲野善紀」
異分野の達人ふたりのNHK Eテレ(教育テレビ)の対談番組、「達人達」。一瞬混乱しますけど「たつじんたち」と読むんですよね。
「SWITCHインタビュー」と題されている理由は、二人の達人それぞれのホームグラウンドで、前半と後半で場所を変えて対談するという演出上の特徴にもあるようです。これ、単に場所を変えるというのではなく、インタビューアーとゲストがスイッチ(交代)するという意味。達人同士をぶつけるわけですね。
放送時間は、NHKEテレ1 午後10時00分~ 午後11時00分。
※再放送は、再放送 毎週木曜 午前0時(水曜深夜)
今回は……武術研究家の甲野善紀先生と、女優の片桐はいり さんという異色の組み合わせ。過去記事でも紹介しましたが、最近の甲野先生は武術やスポーツだけでなく、音楽や演劇などの分野の人々とも交流を図っています。これらは、実は武術がそうである程度には、きわめて身体論なのですよね。
以前にも引用しましたが、甲野先生の最近の持論「文化部なんてものはない」(大意)……どんな文化活動も、身体を使ってやるのだから、と。
「舞は武に通ず」と言うように、江戸やそれ以前から、表現芸術と武術の世界には関係性があったようです。
というわけで、上記リンクのように、4/22には佐野史郎さんとの対談イベントもあったりしたそうで。
今回の対談は、NHKサイトの紹介文によると、どうやら片桐さんのほうから指名があったようです。
個性派俳優・片桐はいりが指名したのは古武術を究め独自の原理をあみ出した甲野善紀。「武術」と「演劇」は近い関係にある!?目からウロコの技とトークが縦横無尽に展開!
甲野を訪ねた片桐はさっそく技を掛けられ、ふっとばされる!実はこれ、想像力と気持ちを作ることで成立する「演じきる」技なのだとか。さらには重いものを軽々持ち上げる方法や、緊張しない裏ワザなどを伝授。一方コンテンポラリーダンスに出会って心身が開放されたという片桐は「原点はバレリーナへの憧れ」「舞台では歯が折れるほど食いしばっていた」「セリフを言うのが大嫌い」と本音全開!口より先に体が動く2人の異色トーク
(出典:http://www4.nhk.or.jp/switch-int/x/2016-07-02/31/438/2037117/)
当ブログの裏企画と関連性が無くもないので、きっちり録画して勉強しておこうと思います。
放送は2016年7月2日(土曜)、午後10時から。
見逃した場合は、翌週水曜深夜(日付かわって木曜)午前0時からです。